11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は前日終値と比べ1セント安の77.36ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は同17セント高の81.78ドル/バレルと、いずれも小動きとなっている。
アジア時間8日午前の原油相場は小動きとなっている。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「中東情勢が膠着して原油価格の地政学リスクプレミアムが剥落してきたところに、7日発表の中国の10月貿易統計で輸出が落ち込み、世界景気の減速が意識された」とし、「8日のアジア時間でもこの流れを引き継いで売りが先行したが、その後値ごろ感からの買いも入っている」と述べた。目先の相場動向については「産油国の減産があっても景気が振るわず、方向感を模索する展開になるのではないか」と語った。
日経平均株価は前日比71円29銭高の3万2,343円12銭で推移している。ドル円相場は1ドル=150.45円と、前日の17時時点(150.48円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 174.36 (↓2.27)
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